歯科情報

【千葉の食育】食育の大切さ!正しい食事で健康な身体を作りましょう!歯科医院と食育

2022.06.01

『ちばの恵みでまんてん笑顔』

ちばの食育推進のためのキャッチフレーズです。

各年代で必要な食に関する知識や実践力を身に付けるための取り組みですが、皆さんは毎日のご飯の栄養や量を気にしたことはありますか?

今回はそんな食育についてのお話です。

目次

1.なぜ歯科医院(歯医者)で食育を推奨するのか!【当院の食育の考え方】

2.各年代の食育について

3.食事の量とバランス

4.身体に必要なエネルギー量

 

1.なぜ歯科医院(歯医者)で食育を推奨するのか!【当院の食育の考え方】

 

そもそもなぜ歯が必要なのか。一番の目的は食事をして生きるためです。

健康な身体を『育成する』『維持する』『改善する』ために、

そして『心豊かな生活』をするために必要な食事。

そんな食にのことを一番に考えている歯科医師だからこそできる『食育』があります。

 

歯科医師として『食育』に関わるべき大きな項目としては

・正しく成長するための食生活

・健康を維持するための食生活

・健康になるための食生活

 

具体的な例としては

・子どもの毎日の食事内容・食事方法によって歯並びが悪くなってしまう

・歯が悪くなってしまうと食事バランスが崩れ、食べやすい炭水化物ばかりたべてしまう

・食生活の乱れから生活習慣病になり歯周病を悪化してしまう

など歯科から気づく事がいっぱいあります。

正しい食育の知識を勉強して心も体も健康な生活を目指しましょう!

 

2.各年代の食育について

食育と聞くと子どもにとって大切な食事を学ぶ教育と思うかもしれません。

ですが、大人にとっても食育は大切です。

なぜ大切なのか。

各年代ごとに考えてみましょう。

 

✔就学前の子ども:身体の発達、味覚の形成、咀嚼機能の発達が著しい時期です

乳幼児から正しい食生活の実践をし、噛む力などを育てるための知識を学ぶことが大切です。

 

✔小学生・中学生:成長期であり、将来の食習慣の形成に大きな影響を及ぼす時期です

「早寝早起き朝ごはん」を習慣付けるようにしましょう。

 

✔高校生:生活環境の変化の中、食生活の自立に向けた重要な時期です

食の自立に向けた意識を高め、健全な食生活の実践に向けた食育を学びましょう。

 

✔青年期:生活環境の変化が食生活に大きな影響を与える時期です

野菜の摂取や減塩に配慮した食事を意識しましょう。

 

✔壮年期:生活習慣病の予防と重症化防止のための食事を実践する時期です

外食などによる野菜の摂取や減塩に配慮した食事を意識しましょう。

 

✔高齢期:加齢による身体の変化と体力低下が見られ、介護予防のための食生活が大切な時期です

低栄養予防やバランス良く多様な食品を摂取するための知識を学びましょう。

オーラルフレイル予防や口腔機能維持の必要性について学びましょう。

 

このように子どもから大人まで「食事の知識を学ぶとこ」はとても大切です。

今日からご飯を見直して健康な身体作りを始めましょう。

 

3.食事の量とバランス

皆さんは一日分の野菜の量を知っていますか?

国が定める一日の野菜摂取量は350gが目標です。

一食分にすると約120gとなります。

数字だけ見ても実際にどのくらいの量なのか想像しにくいと思います。

片手の上に山盛りになった生野菜を想像してみましょう。

この山盛りの野菜が約120gとなります。

いつも食べている量と比べてみて野菜は足りていましたか?

ちなみに私は一食分の野菜の量は足りていませんでした。

お肉やお魚の量はどうでしょうか?

握りこぶしと同じ大きさで厚さ2㎝の量がお肉やお魚の一食分の量になります。

思っている以上にお肉、野菜を毎日食べなくてはいけません。

しかし、ほとんどの人が炭水化物が多くなってしまい、栄養バランスが良くありません。

積極的にお肉、野菜を食べるようにしましょう!

またお肉、野菜はしっかり咬まなくては食べることができません。

良く噛むことで子どもは歯並びが良くなりますし、大人は頭に血液が流れますのでスッキリします。

しっかり咬むことができない人は炭水化物ばかり食べてしまっています。

その人はまずは歯医者さんでしっかり食べられるお口の中を作っていきましょう。

 

 

4.身体に必要なエネルギー量

自分の身体に必要なエネルギー量を計算したことはありますか?

活動量の少ない成人の場合、女性は1400~2000kcal、男性は2000~2400kcal程度が目安となります。

必要以上にエネルギーを摂取してしまうと肥満の原因になりますが、少なくても身体によくありません。

 

そして子どもでは身体の成長のためにエネルギーを消費します。

そのため、しっかりとご飯を食べないと成長に必要なエネルギーが足りなくなってしまいます。

 

大人では肥満を気にしてダイエットをしたり食事制限などをすると低栄養のリスクがあります。

また、身体のエネルギーが足りなくなると脂肪が分解されますが、その後筋肉などの組織も分解されてしまうので『摂取エネルギー』と『消費エネルギー』はバランスがとれていないと健康を害してしまいます。

 

高齢な方はオーラルフレイルの危険性があります。

オーラルフレイルとは要介護状態になる一歩手前の段階の口腔機能の衰えの事を言います。

例えば、食べ物を飲み込むときにむせてしまったり食べこぼしたり硬いものが噛めなくなったり、他にも会話しづらくなったりします。

また、低栄養になってしまうと「認知症」や「感染症」のリスクがありますし、転んだ時に骨折してしまい「寝たきり」になる可能性もあります。

 

自分の身体に必要なエネルギー量、バランスを考えながら毎日美味しいご飯を食べていきましょう!

 

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