歯科情報

酸蝕症(さんしょくしょう)について

2020.01.23

酸蝕症(さんしょくしょう)ってご存じでしょうか。食べ物や飲み物、自分の胃液によって歯が融けてしまう病気です。

健康のためにお酢を飲んだり、クレープフルーツなどの果物を食べたり、お酒をよく飲む方は特にご注意です。Phが低い食べ物、飲み物は意外に多く、日常で摂取しないほうが少ないと思います。

酸蝕症は特に健康に気を付けている人に多いい気がします。理由としてはお酢を日常的に飲んでいたり、食後すぐに歯を長時間磨いたりするとできやすいからです。

食べ物や飲み物などのお口に入る酸によって歯の表面がもろくなってしまい、そこに強く歯ブラシをしてしまうと歯の表面の本来すごく硬いエナメル質でさせ溶けたり、削れてしまいます。お口の中をきれいにしているのに歯がしみるのが治らない方はご自身で歯を削ってしまう方が多い気がします。

では対策はどうしたらいいでしょうか?

お酢を日常的飲んでいる方はその際ストローを使うことをお勧めしていいます。ストローの先端をお口の奥まで入れて、歯にお酢がかからないように飲めば、歯が解けることがないので安心です。同様に酸っぱいものや炭酸の飲み物、お酒を日常的に飲まれている方はそういったやり方をお勧めしています。

とは言ったものの、ビールやワインをストローで飲むのは・・・となると思います。その場合、酸っぱい食べ物を食べた時と同様なのですが食後よくうがいをして、時間をおいてから歯磨きをしましょう。時間がたてば酸で弱くなった歯も復活するので2時間ぐらいおいてから磨いていきましょう。

歯ブラシは食後すぐに磨いたほうがいいイメージがありますが、食べ物を細菌が分解して毒素を出すまで時間がかかるので、少し時間をおいてから歯ブラシをするのがおススメです。

次回はそんな歯ブラシのやり方(大人編)の説明をしていこうと思います。

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