2020.04.19
親知らずが虫歯になった場合のお話です。
理由がいくつもあるのですが今回は抜いたほうはいい親知らずに限定したお話をさせていただければと思います。
歯を抜くときに歯医者さんでいろいろな道具を使いますが、一番安全かつ抜いた後の治りがいい方法はつかんで抜くやり方です。
歯をつかんで抜くのが歯を支えている骨にダメージも少ないかつすごく抜きやすいです。
しかし虫歯が大きくなりすぎてしまうとつかむと割れてしまう場合があり、このつかんで抜くというやり方ができなくなってしまいます。
そうなってくると歯の根っこに器具を入れ根っこを引っ張り出して抜かなくてはならないです。
少し歯を抜くのが大変になるのでできれば虫歯にになったら早めにあきらめて抜いてしまった方がいいと思います。
歯が痛いときは麻酔が効きにくく、いったん痛みが落ち着いてから抜いたほうがいい場合が多いです。
その間痛み止めを飲んで落ち着くまでやり過ごさなくてはいけません。
また、もしその時に自分が妊婦さんであった場合、飲める痛み止めにも制限がありますし、抜歯も時期によってはできません。
可能であれば痛くなる前に抜いていきましょう。
虫歯ができてしまうぐらい磨きにくいところにある親知らずです。
汚れがたまってしまい、細菌の温床になり、口臭の原因となってしまう場合があります。
また、虫歯が大きくなりすぎて歯の根っこしか残ってない場合にも同様です。
汚れがたまってしまうため、抜いてしまった方がいいと思います。
虫歯の場合、残しておくメリットがないことが多いです。
以上の事より抜いてしまった方がいいと思います。
抜いたほうがいい親知らずは考え方がいろいろありますのでご相談いただければと思います。
次回は舌がひりひりしているときについてです。
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ペア歯科医院 市川診療所 森大智