歯科情報

肺炎予防に入れ歯のお手入れについて

2020.03.09

入れ歯を使用している方必見です。

誤嚥性肺炎の予防のために入れ歯をきれいにしましょう!

とはいったもののみんな入れ歯をきれいにしていると思います、

でも我流になっていませんか?

入れ歯は正しくきれいにしないと歪んでしまったり、逆に汚れが付きやすくなってしまいます。

では正しいお手入れの方法を紹介します。

①入れ歯専用ブラシでこすり、大きな汚れを取る

歯ブラシよりも入れ歯専用ブラシで磨くことをお勧めします。こちらは入れ歯専用に作られていますので入れ歯の細かいところに届きやすかったり、広い面を一気に磨くことができます。また入れ歯を傷つきにくいよようにもなっています。

入れ歯を磨く際に歯磨き粉をつけて磨いてしまう方がたまにいます。歯磨き粉には自分の歯に対する研磨剤が入っていますので入れ歯をそれで磨くとかなり傷がついてしまいます。そういった傷に細菌がよりこびりついてしまうようになってしまいますので絶対に歯磨き粉は使用しないでください。何もつけないか、入れ歯専用の磨くものがありますのでそちらを使用してください。

②洗浄液につける

できれば一日一回入れ歯の洗浄液につけてください。つけることによって入れ歯の磨ききれなかった部分を殺菌したり、全体的なぬめりをきれいにすることができ、清潔なもののお口の中に入れることができます。汚れた入れ歯を使用し続けると入れ歯にも歯石がついてしまったり、そこから細菌が増殖して誤嚥性肺炎のリスクがグンと上がってしまいます。

洗浄液にはタイプが沢山あります。総入れ歯用から部分入れ歯用、ノンクラスプデンチャーにも使用できるものからできないものまで、

またつけておく時間も違いがあります。2時間から一晩まで、

使用する際は必ず自分の入れ歯に合ったものを使用し、時間を守ってください。

③自分の残っている歯を大切に磨く

もし部分入れ歯の場合残っている自分の歯が一番大切です。毎食後

入れ歯を外して

ご自身の歯を歯ブラシしてください。

特に入れ歯のバネがかかっている歯が一番汚れがたまりやすく、歯に負担がかかりやすいです。

今ある口腔内を長持ちさせるためにしっかりと磨いてください。

 

それ以外の注意点としましては熱湯をかけないでください。変形します。

まれに熱湯消毒をしようとしてお湯をかけてしまう人がいます。

お風呂ぐらいの温度であれば全く問題ないのですが熱々の熱湯などかけてしまうと変形します。

また洗浄液でおすすめなのものあります。

できれば一晩つけておけるものが時間を気にしないでいいので一番楽なのと、どんな入れ歯でも使用できるのが迷わなくていいと思います。

そういった洗浄液で技工士さんと協力して製作し入れ歯の事も考えて作られたの洗浄液がおすすめなので販売しています。

まだ洗浄液を使用していない人、自分に合った洗浄液がわからない人はこちらをぜひ使用してください。

私もホワイトニングのマウスピースに使用しています。

次回はそんな入れ歯ができるまでの流れについてお話します。

入れ歯についてはほかにも

『入れ歯と仲良く過ごすために』

『入れ歯の種類と違いについて』

もありますので是非読んでみてください。

 

〒272-0025 千葉県市川市大和田2-13-24

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きれいで安心・安全な親子で通える誤嚥性肺炎を少しでも減らしたい歯医者さん

ペア歯科医院 市川診療所 森大智

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