歯科情報

歯茎が腫れていると虫歯の治療が難しい話

2020.10.21

銀歯

歯医者さんに行くと虫歯の治療が思うように進まなかったり、被せものが入るまで時間がかかる時があります。

理由は様々なのですがそのうちの1つに

『歯周病で歯茎が安定していない』

というものがあります。

今回は歯周病が安定していないと、虫歯を治療が困難な理由と、その対策を説明していきます。

 

歯周病が安定しないと治療が困難な虫歯には代表的に2種類あります。

・虫歯が歯茎の近くまである

・被せものの治療をする

 

・虫歯が歯茎の近くまである場合

虫歯が歯茎の近くまである場合、詰め物をする際に歯茎から出血等があるとくっつきません。

プラスチックの場合、血液が混じると黒ずんで見えたり、すぐ外れてしまいやすいです。

止血しながら行うこともあるのですが、歯茎が安定していないとせっかく止血してもすぐに出血もしくは滲出液と呼ばれる水分が歯茎から出てしまい、詰め物の接着性を著しく阻害します。

 

・被せものをする場合

被せものをする場合も歯茎が落ち着いてから治療する場合がほとんどです。

被せものとご自身の歯の境目を歯茎の位置を基準に作成します。

歯茎が腫れているところで作ってしまうと、歯茎の腫れがひいたときに境目が出てきてしまいます。

特に前歯は境目がわかりやすく、すごく目立ってしまいます。

被せものを付ける時も歯茎から出血や滲出液が出ているとセメントの接着性をすごく下げてしまい、すぐに外れやすくなってしまいます。

 

虫歯の治療と歯周病の治療はリンクしています。

上記の場合、両方の治療が必要になりますので歯茎も良くしていきましょう。

 

歯周病がよくないと、いざとなった場合治療ができない場合があります。

日頃から歯茎をよくしていき、何かあった場合すぐに治療できるようにしておきましょう。

 

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