歯科情報

歯をかむと痛い、食事の時だけ痛い、ひびく感じがする【かみ合わせと歯の痛みの関係】5つの原因

2020.11.06

歯をかむ時だけ痛い、かむとひびく。

この症状は良く遭遇します。

その状態はお口の中でどうなっているのでしょうか。

今回はかみ合わせと痛みの関係についてお話します。

 

かむと痛い原因はいくつもあります。

多い原因としては

・かみ合わせが高い、あっていない

・歯茎が炎症を起こしている

・歯の根っこの病気がある

・親知らずがかみ合わせの歯茎にぶつかっている

・入れ歯があっていない

の5つが多いです。

 

それぞれについて解説していきます。

・かみ合わせが高い、あっていない

かみ合わせが高かったり、あまりあっていないと痛くなることがあります。

お口の噛む力はとても強いです。

もし1本だけ高かったりすると噛む力がその歯に集中してしまいます。

また普通に噛むときは大丈夫でも「ギリギリ」歯ぎしりをしたときにその歯に力が集中して当たる場合があります。

その場合でも痛くなる時があります。

かみ合わせを調節することで治る場合がほとんどです。

・歯茎が炎症を起こしている

歯周病の時も歯をかむといたくなります。

歯周病の初期の場合、第一段階で歯根膜という歯のクッションの役割をもつ組織が炎症により少し膨らみます。

そのせいで普段はあまり強く当たっていなかった歯も、噛むと痛くなってしまう場合があります。

また歯周病が進行してぐらぐらしてきた歯も噛むと痛くなります。

まずは歯周病の治療をしていきましょう。

 

・歯の根っこの病気がある

歯の神経が死んでしまった、また以前歯の神経の治療、根っこの治療を行った歯の根っこの病気が再発している可能性があります。

一度神経の治療を行った歯は根っこの中に人口の材料が入っています。

その材料とご自身の歯を支えている組織の間に細菌が増殖してしまい、かむと痛くなってしまう可能性があります。

そうなった場合は被せもの、被せものの土台、昔詰めた根っこのお薬をすべて外して

根っこの治療をやり直さなくてはならない時があります。

この再根治という治療はリスクもある治療ではあるため相談しながら行っていきます。

 

・親知らずがかみ合わせの歯茎にぶつかっている

歯は咬む相手をさがして伸びてくる性質があります。

特に上の親知らずが多いのですが、かみ合わせの歯を探して歯が伸びてきて、下の歯茎をぶつかってしまう場合があります。

歯茎にずっと傷がついてしまうというのは体にすごく良くありません。

歯が伸びてくると食べ物も詰まりやすくなったり、磨きにくかったり、そもそもかむ相手がいない親知らずを残しておくメリットがないので

一般的にはその親知らずを抜いてしまうことが多いです。

 

・入れ歯があっていない

入れ歯があっていないと噛むときに痛くなります。

入れ歯の調整をしましょう。

 

かむと痛い時の症状と治療方法をあげました。

どの症状でもいえることなのですが噛むと痛いところでは噛まないようにしましょう。

安静にするのがとても大事です。

そして早めに歯医者さんに行きましょう。

 

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