2020.09.28
虫歯の治療は虫歯が歯のどこまで進んでいるか、深さによって変わってきます。
今回弟の歯を抜歯したのでその歯を縦に割ったので歯の内側がどうなっているのか知っていただければと思います。
まず断面図の説明
エナメル質
象牙質
歯髄
セメント質
の4つの組織から成り立っていますます
エナメル質
96%が無機質でできて体で一番固い部分です表面はつるつるしています
噛む力にも強く、虫歯にもなりにくいです
エナメル質だけにある虫歯は削らずに様子を見ていくことも多いです
象牙質
70%が無機質20%が有機質10%が水分です
硬さとしなりがあるのが特徴です
虫歯の進行エナメル質より早く、どんどん広がってしまいます
虫歯がここまで進行すると早めに直したほうがいいです削ってプラスチックをつめるか、金属の詰め物になる場合が多いです
セメント質
歯を歯茎をつなげている繊維がついている部分です
歯周病になると出てきてしまいます柔らかく気を付けないと歯ブラシで簡単に削れてしまいますまた虫歯にもなりやすく、注意が必要です
歯髄
歯の神経があるとこです
歯に栄養を与える血管や神経があるところです虫歯が大きくなりすぎ、歯髄まで行ってしまうとよく『ねっこの治療』と呼ばれる歯内療法を行います虫歯がここまで行く前にできれば治療しましょう
歯はものすごく硬いです
割るのも精いっぱい
そんな歯を溶かしてしまう虫歯は厄介です
虫歯がどこまで行くかによって治療方法が変わってきます。
詳しくは
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