2020.04.09
ずっとやっていてもいずれは治るからいいやなど思っていませんか?
一部は正解で一部は間違っています!
指しゃぶりは悪いことはないのですが期間が長いと歯並びに影響を及ぼすといわれています。
一般的には3歳を過ぎると徐々にやめさせるように注意するといわれていますが個人的には年齢関係なくやめられるようなら早めにやめてほしいです。
指しゃぶりは歯並びに影響するといわれていますが、実際どのように影響するのでしょうか。
基本的に上の歯が下の歯の前にあります。
指が上の歯と下の歯の間に入ることによって上の歯が前に押され出っ歯になり、さらに下の歯が後ろに押されより出っ歯になってしまいます。
さらに指が入っていたせいで上の歯と下の歯がかみ合わなくなり(前歯部開口)食べ物が前歯で噛めなくなります。
またその歯のアンバランスから口呼吸になってしまったり、舌の悪習癖が引き起こされてしまう恐れがあります。
ではどうしたらいいでしょうか
指しゃぶりをなくす治療方法はいろいろあります。
逆にいろいろあるということは一発で治るやり方がなかったり、治療が難しかったりする場合が多いです。
指しゃぶりも同様で確実になおる方法があるわけではなく、治療に時間がかかる場合もあります。
これが一番大切です。なぜ指しゃぶりをその子がしてしまうか、なぜ指しゃぶりがいけないのか、代わりに気持ちを落ち着かせる方法がほかにないのかなどを探していきます。
②ゆびたこの本を読む。
これでなくなる子もいます。ためしに読んでみてください。当院待合室にあります。
③かわいい絆創膏をはっておく、マニュキアなど舐めたら辛い物を塗っておく。
舐めたら辛いです。必ず①を行ってからやってください。
④歯医者さんに相談する。
その子にとって指しゃぶりがどのようなものなのかを説明します。その子にあった対策を一緒に考えていきましょう。
①の話し合いの延長だと思ってく頂ければと思います。
などなど対策もいろいろあって、どれが効果があるのかは人それぞれです。じっくりと考えていきましょう。
次回は個人トレーというかたどりに使用する道具についてです。
〒272-0025 千葉県市川市大和田2-13-24
【日曜診療・ネット予約可・矯正相談大歓迎】
きれいで安心・安全な親子で通える指しゃぶりをやめさせたい歯医者さん
ペア歯科医院 市川診療所 森大智