歯科情報

妊娠とお口の中と歯医者について(妊娠中の口腔ケアの方法)

2020.01.20

妊娠とお口の中と歯医者について(妊娠中の口腔ケアの方法)の話をしたいと思います。

妊娠中はホルモンの関係上、歯肉炎の発症や歯周病の進行するリスクがかなり上昇します。また虫歯のリスクが上がったり、つわりによってお口の中が酸性に傾くことがあります。

ですので積極的な口腔ケアをしていただきたいでが、①奥歯などを歯ブラシをするのが気持ち悪かったり、②歯肉炎によって歯ブラシが痛かったり、③血が出て不安になったりしやすいです。

①つわりなどで奥歯を歯ブラシするのが気持ち悪かったりします。無理にお食事後に磨くのではなく、体調のいい時に磨くようにしましょう。食後が一番気持ち悪い方が多いので少し消化して落ち着いてから磨いたほうが体に優しいです。食後歯ブラシしないとお口の中がさっぱりした感じにならなくて気持ち悪い人は食後は洗口剤を使用し、あとで磨くことをお勧めします。

②歯肉炎で歯ブラシが痛い場合があります。まずは痛い原因を探していくことが一番です。歯ブラシの力が強かったり、当て方が悪かったり、また歯ブラシ自体が毛先が広がってダメになってたりと理由がさまざまあります。

③ の歯ブラシすると血が出るのも同様の原因が考えられます。特に不安になりやすい時期なのでご相談していただくと不安が解消されやすいと思います。

②と③も歯石がついていたり、ほかに原因がある場合、ご自身で治療したり判断するのは困難です。一度是非ご相談ください。

妊娠の時期によってできること、気を付けてほしいことなどあります。特に中期の落ち着いたタイミングで積極的な治療を行える場合がありますので、早めのご相談をいただければと思います。もし予約した日に体調が悪かったり、気分がよくないときはお電話していただければ大丈夫です。体調がいい日に行っていきましょう。

次回は妊娠中にでやすい嘔吐反射(おうとはんしゃ)について書こうと思います。

 

口腔ケアについて詳しくはこちらまで

【歯科医推奨口腔ケア方法まとめ】今日から始める口臭対策,歯ブラシの方法と順番,歯周病の治療

 

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ペア歯科医院 市川診療所 森大智

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