歯科情報

嘔吐反射(おうとはんしゃ)と歯科治療について

2020.01.22

嘔吐反射(おうとはんしゃ)と歯科治療について

嘔吐反射(おうとはんしゃ)はご存じでしょうか。

歯ブラシを口の奥に入れたり、気持ち悪い時に出る「おえっ」とするあれです。

歯科治療の際に嘔吐反射がかなり出てしまい、歯医者さんに行くのが嫌になってしまったって人も多いと思います。

そんな嘔吐反射を持っている人にこそ聞いてほしい話です。

嘔吐反射が出てしまう原因は様々で人によって少し違います。匂いがダメだったり、奥の内側のほうを触られると「おえっ」と出てしまったり、型取りがダメだったりいろいろあります。

嘔吐反射が治療の際に気をつけてほしいことです。

 

まず嘔吐反射がある方は食後は避けたほうがいいと思います。

おなかに食べ物が入った状態ですとおえっと出てしまう可能性が高くなってしまいます。

少なくとも2時間はさけたほうが楽だと思います。

 

次にいつご自身で苦手なところがどこなのかを探すのも大事です。

嘔吐反射が出やすいところはいくつかあるのですが、人によって違うことが多いです。

ですのでおえっとなるタイミングや、苦手なところがどこなのか探すか、もしご自身でわかっていたら

『先に教えていただければ』と思います。

一度嘔吐反射が出てしまうとその日、嘔吐反射が出やすくなってしまう傾向があるからです。

 

そして対策をすることもできます。

特に子供なのですが、下の歯の奥を治療する際に嘔吐反射が出てしまう方がいます。

これは歯ブラシで慣れることができます。

まずはお子さん自身で歯ブラシをしてもらう際に下の歯の奥の内側を念入りに磨いてもらい、そこに物が当たることに慣れていただきます。

ほかの人に当てられるのと、自分であてるにはかなり違いがあり、ご自身の体にそこに物があっても大丈夫ということをわかってもらいます。

また自分では磨ききれないところをすこしづつ仕上げ磨きによって奥のほうを磨き、慣れていただきたいです。

 

大きな原因の一つなのですが鼻づまりがあると口でしか息ができないので治療中おぼれそうになってしまい、そこで嘔吐反射が出てしまうこともあります。

その場合は耳鼻科に相談していただければと思います。

嘔吐反射がある方で一番つらいのは被せものや入れ歯を作っていく際のですが、できるだけ出にくくするポイントが沢山あります。

メジャーなところですと『足の先を見る』とか『鼻でゆっくり深呼吸する』とか、マイナーなところです『嘔吐反射が出にくくなるツボをおす』や『薬液を使用する』とかですね。

 

嘔吐反射は書ききれないほど原因と対策があります。

ただ診療の際、見た目ではわからないので事前に申告していただければと思います。

 

次回は嘔吐によってい引き起こされる酸蝕症(さんしょくしょう)について書かせていただこうと思います。

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