2020.04.30
よく車の免許を取得する際に習ったことがある!という方がいます。
一次救命処置とはどこかで倒れている人を見つけた場合、救急車が来るまでその人の救命の可能性を上げるための処置になります。
これは必要なのは知識で特別な道具など使用しないものになります。
一次救命処置を勉強することで見知らぬ人もそうですが身近な誰かに万が一のことがあった場合、自分がなにかできるかもしれません。
ですのでチャンスがあったら是非習ってみることをお勧めします。
今回はそんな一次救命処置の簡単な手順を説明をさせていただきます。
①倒れている人の発見
②周りを確認
そこへ行っても大丈夫かどうか。助けに行って自分もまきこまれてしまったら大変です。
③声かけ、反応があるかどうか
その人に軽く刺激をしながら声掛けし、意識があるかどうかを確認します。
ただ寝ているだけかもしれません。意識がなければ④へ
④人を呼ぶ
これが一番大切といっても過言ではありません。
一人ではできないことが多いので大きな声を出し、協力を求めましょう。
⑤救急車の手配、AEDを探してきてもらう
はじめは救急車の手配とAEDを探してきてもらいましょう。
その際お願いする人を指名したほうがちゃんとやってくれる確率がかなり上昇するというデータもあります。
「誰か」にお願いするのでなく、ちゃんと指名して「あなた」にお願いするようにしましょう。
⑥呼吸の確認をする。
呼吸しているかどうか確認します。呼吸音や胸の上下でわかります。
脈拍は慣れていないとわからないことが多いので慣れていない人は測定しなくても大丈夫です。
呼吸していなければ⑦へ
⑦心肺蘇生法(CPR)の開始
呼吸していなければ心肺蘇生法(CPR)をスタートします。
胸骨圧迫→気道の確保→人工呼吸
をAEDもしくは救急車が来るまで繰り返します。
人工呼吸はできなければ飛ばしても大丈夫です。
特に今は感染症もありますので人工呼吸の道具を持っていなければしないほうがいいかもしれません。
⑧AEDが到着したらAEDの使用
AEDが到着したらCPRをやめてADEを使用しましょう
その後はAEDの音声ガイダンスに従ってください。
⑨救急車が到着するまで続ける。
救急車が到着するまで⑦か⑧を続けます。
これにはかなり体力がいりますので人手の確保がとても大事です。
疲れてくると正しくCPRが行えません。
簡単ですが以上になります。
いきなり全部覚えるのは大変なので、もし倒れている人を見つけたら、「自分の安全を守る」ことと「誰かに助けを求める」ことからするようにしましょう。
もし興味があれば一次救命措置の講習会もいろいろなところで行っていますので調べてみることをお勧めします。
次回はAEDについてです。
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