2020.02.17
よく歯医者さんで
って言われたことはありませんか?
ではなぜだらだら食べることがいけないのでしょうか。
その部分の説明で大切なのが「ステファン曲線」になります。
PHって覚えていますか?多分中学生のときにやったのですが、低いと酸性で高いとアルカリ性といったあれです。
食事をすると食事に含まれる糖分が細菌によって分解され、歯の周りのPHが低くなり、
つまり酸性に傾くこと歯が一時的に溶ける始めます。
その後時間の経過とともにまた中性に戻ってくれます。
そして再石灰化といって先ほど溶けた部分が時間がまた硬くなってくれます。
毎日歯の一部が溶けたり硬くなったりを繰り返して人間は生活しています。
しかし頻繁におやつやジュースを飲んでしまうとその再石灰化する時間が無くなってしまい、歯は溶けたままになってしまいます。溶けている時間が長いとそこから穴があいてしまい、もう再石灰化してくれなくなります。
そういった理由から『子供のだらだら食べ』はやめてくださいと口酸っぱく歯医者さんは言います。
とはいっても子供はお菓子を食べたがりますよね、
気を付けていただきたいのはだらだら食べるとことなので、
時間を決めて甘いものは一度に食べてしまうことをお勧めしています。
特に気を付けていただきたいのが夏場の冷蔵庫、ジュースや野菜ジュースには糖分が多いので
甘い飲み物はお菓子の時だけにしてそれ以外は麦茶や水など糖分の入ってないものを摂取するようにしていただくと虫歯のリスクはガクッと下がります。
歯ブラシを頑張っていれば虫歯にならないかと聞かれればそうではないと思います。
どちらかというと歯ブラシ以外の事で虫歯のリスクを下げる行動をしたほうが虫歯にはなりにくかったりします。
定期的なフッ素の塗布やシーラント、食事指導や身近な人の虫歯を減らすほうが圧倒的に虫歯予防になりますのでそういったことも気にしていただければと思います。
次回は当院の販売している歯ブラシの説明をしようと思います。
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ペア歯科医院 市川診療所 森大智