歯科情報

くちゃくちゃ食べてしまう人必見!見た目だけでなく健康に悪いクチャラーの治し方

2020.12.20

食事中お口があいていて「くちゃくちゃ」していませんか?

これは見た目も悪いだけではなく、健康にも悪い事ご存じでしょうか。

 

人間は本来食事の際に唇を閉じて食事をします。

ごはんを食べる際にお口が開いてしまうと飲み込みにくく、誤嚥してしまったり、うまく食べられなくて体調が悪くなったり食べやすいものばかり食べて栄養が偏ってしまいます。

今回はくちゃくちゃ食べてしまう理由といい治し方のお話します。

 

理由としては

 

①唇周りの筋肉が弱い

唇の周りにはお口を閉じたりすぼめたりする筋肉があります。

この筋肉は食べ物がお口の外に出るのを防いでくれます。

そのため、この筋肉が弱いとお口から食べ物が出てきてしまいます。

 

②口呼吸をしている

人間の喉の奥には食べ物を胃へ送るための『食道』、そして空気を肺へ送るための『気管』があります。

喉の奥へと食べ物を送り込むときお口を閉じることで気管の入り口が閉まり食べ物は食道に送られます。

お口が開いている状態で飲み込もうとすると気管の入り口は上手く閉まらず食べ物が入り込んでしまいます。

これがいわゆる『誤嚥』です。

鼻が詰まり口呼吸をしている方は食事中苦しいため十分に噛むことができず、食べ物が大きいのに飲み込もうとしてしまい誤嚥してしまうこともあります。

 

③かみ合わせが悪い

前歯が出ている方は食事中噛もうとして歯と歯を離したときに一緒に唇も離れてしまいます。

そのため、食べ物がお口から出てしまったり飲み込みづらかったりします。

 

④舌の筋力が低下している、機能が落ちている

舌は食事中とても重要な働きをします。

食べ物をお口に入れた時舌が触れることで温度や味を感じることができます。

噛んでいるときには舌が食べ物を歯の噛む場所へと運びます。

舌が食べ物を支えることで細かく噛みこむことができます。

飲み込む時舌がしっかりと動くことで食べ物を喉の奥へと送り込むことができます。

このように舌は食事中に大活躍する筋肉なのです。

舌が弱ってしまうと味や温度が感じにくくなったり食べ物が噛みづらくなり飲み込みにくくなるので食事が楽しめなくなってしまいます。

 

⑤食事中の姿勢

お口の中に一口よりも多く食べ物を入れてしまうと噛むのも飲み込むのも苦しく感じます。

しかし、食べ物の量だけでなく食事中の姿勢も大事です。

上と下、それぞれを向きながら唾を飲み込んでみて下さい。

どちらが苦しく感じましたか?

上を向きながら唾を飲み込む方が苦しく感じたと思います。

上を向くとお口は閉じづらくなり気管の入り口も閉まりにくくなることで誤嚥に繋がってしまいます。

 

 

では、改善するために必要な方法はどんなものでしょうか。

 

 

①唇周りの筋肉を鍛える

ふき戻しをして遊んだり、風船を膨らませることでも鍛えることができます。

一日に何度か行うと筋肉を鍛えることができます。

唇の周りの筋肉を鍛えることでシワやたるみも改善します。

リップトレーナーもおススメです!

詳しい使い方、効果は

『お口ぽかんとさよなら』りっぷるとれーなー 口輪筋を鍛えましょう!【リフトアップにも効果的!】

を読んでください

 

②鼻呼吸ができるようにする

鼻が詰まっていないのに鼻呼吸ができない人は鼻呼吸をするためのトレーニングをしましょう。

トレーニング方法は

『ぽかん口の治し方』

を読んでください

鼻が詰まっている人は耳鼻科に相談しましょう。

鼻の病気もいろいろあります。

鼻呼吸ができないだけと軽く考えずに耳鼻科に行き相談しましょう。

 

③かみ合わせの改善

かみ合わせは矯正治療である程度改善することができます。

歯並びが良くなることでお口も閉じやすくなり食べ物も噛みやすくなります。

 

④舌の筋肉を鍛える

あいうべ体操という方法があります。

「あー」とお口を大きく広げる。

「いー」とお口を大きく横に広げる。

「うー」とお口を前に突き出す。

「べー」と舌を突き出して下に伸ばす。

鍛えると舌は自然と正しい位置にいてくれます。

他にも早口言葉もおすすめです。

 

⑤食事に集中する

食事中は「一口サイズで食べる」「お口に食べ物が入ってるときにはしゃべらないようにする」など、しっかりと食べることに集中しましょう。

姿勢は足をしっかりと地面につけ背筋を伸ばして椅子に深く座ります。

テーブルの高さは手を置いたとき肘が90度になる高さが適切です。

もしテレビを付けながら食事をしていると番組に夢中になり食事の時間が長くなってしまいそんなに食べてないのにお腹がいっぱいになってしまいます。

他にも噛むことや飲み込むのが疎かになり食べこぼしたりします。

食事は家族とのコミュニケーションのひとつです。

家族との会話や料理の味、一つ一つを感じながら食事を楽しむのも大切です。

 

 

自分ではあまり意識できないくちゃくちゃ食べ。

ほんの少し意識するだけで改善できるものもあります。

見た目だけでなく健康にも悪いのでしっかりと治して食事を楽しみましょう。

またそもそもクチャクチャ食べていることに気づいていない人、クチャクチャ食べるのが悪いとは思っていない人もいます。

その人の健康のために伝えることができたらこのブログを教えてあげてください。

 

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