2020.06.08
前回、最終的には『馬があう』と結論つけさせていただきましたが、今回はそれについて詳しく書かせていただきます。
自分と馬があういい歯医者さんのを見極めるたった一つの質問をご存じでしょうか。
結論から言います。絶対にこれを聞いてください。
です。これにかぎると思います。
『コンセプト』とカタカナで言いましたが日本語で言うとその歯医者さんの『理念』、『概念』、『方針』、『考え方』です。
そこの歯科医院がその歯科医院でなくてはいけない理由です。
しっかりしている歯医者さんであれば電話口でも答えてくれる正直『当たり前』なことです。
むしろそこを聞いてくれるのは歯医者として『とてもうれしい』ことなので喜んで話してくれると思います。
その大きな要因に歯科医療は治療方法が多岐にわたり、まずどこまで検査をするのか、どれを選択するのか、説明をどこまでするのか、治療プランをどう立てるのか、
選択肢が無数にあり、正解がないものになります。
ですのでその治療計画を立てるうえで一番大切になるのは『治療方針』になります。
簡単な例をあげます。わかりやすく大きくわけて2パターンしかないもので説明しますね。
たとえばずっと前に治療した金属のつめものがキャラメルを食べて外れてしまった場合。
もしその詰め物に虫歯がなかったとします。
1、戻してつける
2、作り直す
きっかけが何であれ、詰め物が取れてしまった場合何らかの原因がある場合がほとんどです。
①セメントの劣化も考えられますし②金属がゆがんでしまった場合もあります。
③歯周病でかみ合わせが少し変化してしまい取れてしまった可能性や、④最悪目では見えないぐらいに歯が割れてしまった可能性もあります。
①セメントの劣化の場合はそのままつけても大丈夫ですし
②の金属のゆがみは目では見えないのでそのままつけたとしても早い段階でまた取れます。
③は歯周病の検査やレントゲン写真をとってみないとわからないし
④は起きること自体とてもまれなのですがそのまま付けた後痛みが出る場合があります。
ですのでひとまずつけてまたすぐ取れるようなら作り直すのも正解ですし、もう初めから作り直していくのも正解です。
また歯医者さんはお口の健康を整えるところなのでとれたことをきっかけで歯周病の治療をすすめたり、虫歯のチェックをするところもあります。
ですので治療を受ける前にその医院の診療の方針を聞いていた方がわかりやすいと思います。
全体的に見てもらいたいし、説明もしっかり受けたい方が詰めたところだけを治療する歯医者さんだと満足できないかもしれませんし、
逆に取れたのをまたつけてほしいだけで他はやらなくていいという方。説明が丁寧でいろいろ検査してから全体的にしっかりと治していく治療方針のところに行くと満足できないかもしれません。
それを聞いていただければその医院の診療方針やスタイルがわかると思います。
ただそのあと、そこの先生と話して『うまがあう』かどうかは話してみないとわからないので一つの参考になれればなと思います。
「ここの歯医者さんの『コンセプト』はなんですか?」
という質問を聞くと歯医者さんから少し警戒されます。
この人同業者か歯科関係のひと?っと思われるかもしれません。
そんな時はここの記事で読んで聞いてみたといってください。
安心されると思います。
以前書いた
歯医者さんが考える安心できる歯医者の選び方もあわせて読んでみてください。
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ペア歯科医院 市川診療所 森大智
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