2020.08.26
夏真っ盛り。
冷たい飲み物をよく飲む時期です。
この時期に多い知覚過敏
・冷たい飲み物を飲むとしみる
・冷たい食べ物を噛むとしみる
・冬の冷たい風でも歯が痛い
・うがいがしみて痛い
などなどです。
基本的には冷たいものが歯に当たるとしみて痛いです。
また痛みは一過性ですぐに消失するという特徴もあります。
歯ブラシを強く当てすぎてしまうと歯が削れてしまいます。
特に知覚過敏を感じやすい歯の根っこは歯の頭の部分に比べて柔らかく、歯ブラシですら容易に削れてしまいます。
歯ぎしり、くいしばりがあると歯に亀裂が入りやすく、しみやすくなってしまいます。
特に日中上の歯と下の歯がぶつかっていないか気を付けてください。
寝ているときは難しいので、マウスピースの使用をおすすめします。
歯周病などで歯の根っこが出てきてしまうとその部分がしみやすくなってしまいます。
歯周病の治療をしていきましょう
磨き残しが多い方はプラークという細菌の塊が歯にくっついてしまいます。
そのプラークが出す酸によって歯の表面が溶けてしまうことにより、知覚過敏がでてしまいます。
やさしく丁寧に歯磨きをするようにしましょう。
知覚過敏の治療方法はたくさんあり、それを治療するお薬もたくさんあります。
たくさんあるということは、逆をいえば治療が難しい病気ともいえます。
知覚過敏は再発もしやすいので再発しないように歯ブラシ方法を見直していきましょう。
知覚過敏は汚れが残っていても、力強く磨きすぎても再発します。
正しい歯磨き方法で口腔ケアをしていきましょう。
こちらも原因を取る治療になります。
歯にかかる負担を減らしていきましょう
知覚過敏の原因を取り除くことで知覚過敏がなくなる場合が多いです。
時間が経過することにより、唾液の力や歯の神経の作用により知覚過敏がおさまってきます。
歯の根っこに知覚過敏のお薬を塗ることができます。
根っこに刺激が行かないように壁を作るお薬や、刺激を抑えるお薬など様々です。
また併用して知覚過敏を抑制する歯磨き粉を使用することもおススメです。
知覚過敏はなかなか0になることは難しいです。
まずは日常生活で痛みがでないことを目指して治療していきましょう。
一番大切なことは『原因をなくすこと』です。
もし知覚過敏でお困りのことがありましたらまずは相談していただければと思います。
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